私たちのメンタルコーチングでは、「本番での実力発揮」に留まらず、幅広い領域を扱うサポートをしています。

一般的に、「メンタル」という言葉からイメージするのは、「本番で緊張しないための心のコントロール」や「実力を本番で如何に発揮できるか」「そのための呼吸法」「本番へのルーティン」などですが、私たちが考える「メンタル」の領域はもっともっとも――――――っと幅広い意味だと捉えています。下図は、私たちが捉える「メンタル」の全体像です。このページでは、「メンタル」に関する詳細や私たちのメンタルコーチングの特徴などをご説明しています。

◆◆ 主に扱う4つの柱◆◆

  1. 現場で役立つ基本的なメンタルスキルやコミュニケーション・スキルを教える
  2. 選手や指導者自身の気づいていない「想い」「考え」を引き出すことで、モチベーションを高め持続させ、自己効力感を持てるようなサポート
  3. 選手・指導者一人ひとりの未整理な思考・感情・身体感覚を整理する →トレーニング・試合に集中して取り組める状態を作ることも競技力の向上を加速させる
  4. 選手・指導者・スタッフが試合に向け、本音でポジティブ、クリエイティブに富んだコミュニケーションをとれる場と雰囲気づくり。

◆ メンタルコーチングで扱う全体像 ◆

特徴➊ ― 扱う領域が幅広く、画一的でないから、現状からのステップアップがしやすい

特徴➋ ― 選手なら“人生全般”を、チームなら“チーム全般”をサポート

特徴➌ ― 「メンタル」「コミュニケーション」「チームビルディング」の3つを同時に扱う

特徴➍ ― 個人&チーム ごとのポテンシャルを “引き出す” 関わりを重視

特徴➎ ― “ティーチング(教示・指示)”でなく、【コーチング】だから結果が出せる!!

メンタルコーチングでサポートしている領域は多岐に及びます。

試合本番で選手が、身に付けた実力を発揮するためのサポートはもちろん、そもそものスポーツへ取り組む土台となるモチベーション、多くの選手や指導者も気づかず埋もれているリソース(資源)を引き出し整理・統合すること、周りも含めた関わる人たち同士のコミュニケーションをより円滑にして競技に集中できる環境を整えることなど、「本番で最高のパフォーマンスを発揮して素晴らしい結果を生み出すため」の、様々な領域をカバーしながらサポートしています。これは「トレーニング」でなく【コーチング】だからこそできる私たちの最大の強みです。スポーツカウンセリングとメンタル・トレーニングの両方の領域をカバーし、さらに最高のパフォーマンスを発揮する状態を意図的に作る「フロー」を引き出す領域も重視しています。画一的な指導やトレーニングだと、どうしても「現状の自分には合っていない」ということが起こりがち。けれど私たちは、選手やチームの現状に常にマッチングし、その上で目標へ向けステップアップしていけるサポートをしています。

◆ メンタルコーチングの位置づけと範囲 ◆

メンタルコーチングで扱うのは、下記に関連するすべての領域です。決して「本番でのパフォーマンスアップ」のみを扱うことはしません。本番での実力発揮はもちろん、そのための競技力向上、競技へ取り組むための土台となるモチベーションなど、幅広い領域を同時に扱っていくからこそ、持てる力を最大限に発揮できたり、ブレークスルーへつながると考えています。

 

◆ ゾーン  ▶▶▶▶

ゾーンとは、極限の集中状態で他の思考や感情を忘れてしまうほど、競技に没頭しているような状態。ゾーンに入っているとき、最高のパフォーマンスを発揮しています。このゾーンは「意図的に引き出すことができず、偶然性が高い」領域。だから「ゾーン」の前の段階である「フロー状態」(意図的に作れる)を引き出すことが大切

 

◆ 発揮力(フロー) ▶▶▶▶

本番で持っている実力を発揮するために、自ら意図的に「フロー状態」つくり出せるようになります。結果に到るプロセスに集中し、コントロールできることに焦点を当てることで、本番でも実力を発揮できるようになります。

 

◆ 競技力  ▶▶▶▶

望む結果を手にするには、当然ながら、そもそもの競技力の向上が欠かせません。選手としての現役生活は限られており、その中でどれほど成長できるのかはアスリートにとって最重要テーマ。だからこそ、成長速度を加速させて競技力を高める取り組みをサポートすることも、メンタルコーチングではとても重要だと考えています。競技力を高めるには様々な要因が絡んできますが、それを一つひとつ整理し、自分自身やチームにとっての最適解を一緒に見つけ、日々のトレーニングやトレーニング・マッチなどへ落とし込み、成長速度を加速させていきます。

 

◆ 戦略・戦術・プランニング  ▶▶▶▶

例えば、「これから富士山に登ろう!」という場合と「エベレストに登ろう!」とする場合では、伸ばしたい能力も準備する内容も全く異なります。同じようにアスリートやチーム、監督、スタッフ…それぞれで目指すものに向け、どのようなルート選択がより早く進める道かを十分に検討し、プランニングできるかで、成長度合や結果も変わってくるもの。自分に合ってないルート選択をすると、かえって成長が鈍化する可能性さえあります。メンタルコーチングでは、様々な視点・観点から選手・指導者・スタッフらと共に最適なプランニングを行い、時に修正を加えながら一緒に歩んでいます。

 

◆ モチベーション・ブレない軸  ▶▶▶▶

本番での発揮力も競技力もプランニングも、すべての土台となるのは「モチベーション」。しかも「身体中から自然とあふれ出るような真のモチベーション」が大切。実現したい状態に感情が伴うことで、モチベーションは上がり、持続します。モチベーションの源泉を一緒に探求し発見し、それを持続していくやり方、自分自身がどんな状況でもブレない軸を一緒に見つけていきます。

 

◆ コミュニケーション  ▶▶▶▶

コミュニケーションは「対自分」「対他人」の2種類。共にモチベーション~発揮力までの全ての領域に関わり、自らの競技力と本番発揮力の向上を下支えする最重要ポイント。「対自分」とのコミュニケーションでモチベーションの源泉を探求したり、自らをコントロールする領域が拡がる探求を行いながら、同時に「対他人」で、チームメンバーや指導者、スタッフらとの関係性を良好にすることで、最大限に競技力を高め、発揮能力を向上させていきます。

 

◆ 成長サイクル  ▶▶▶▶

「チャレンジ・探求」→「結果」→「振り返り」→「気づき・発見」→「学習・リソース化」→「仮説・新テーマ」の一連のサイクルを「成長サイクル」と呼んでいます。アスリートが「成長速度・角度」を上げるには、このサイクルをいかに速く、モチベーション下げずに回し続けるかがポイントです。ですので、このサイクルをより早く回していくことも、一緒に工夫しアイデアも出し合いながらサポートしていきます。

 

◆ 人間力  ▶▶▶▶

人はそもそも、人同士が協力しあう世界の中で、他と共に生きています。競技力やパフォーマンスだけでなく、他と信頼関係を築けたり、日常の生活の中でどんなことを意識するのか、アスリートの前に一人の人間としてどうあるべきかなど、世の中への影響力が特に大きいアスリートだからこそ、その周りへの影響を考えた振る舞いやあり方・生き方をも含めた人間力も、競技力向上やパフォーマンスに影響を及ぼしています。自分自身も大切にしながら、周りを信頼し貢献し応援される、一人の人間としても魅力的なアスリートだからこそ、継続した成果を生みだし続けることができると私たちは考えています。

メンタルコーチングでは、本番での発揮力を高める、メンタルスキルを磨く、現役期間のみ・・・などの一部分の期間に特化して扱うことはしていません。なぜならば、部分だけを切り取って扱うだけだと、実は「本当に望む結果」「持続した効果」が出にくいからです。また、クライアント本人だけに焦点を当てるのではなく、周りにいる監督をはじめとしたスタッフ陣・両親や地域のみなさん、スポンサーなどとの関係性、自身のセカンドキャリアなど人生全般にも目を向けることで、モチベーション持続や競技力向上、パフォーマンスアップが充分にできるようになっていきます。

 

 たとえば、よく起こりがちなのが、「選手のやりたいサッカーと監督の目指すサッカーが異なる」というパターン。それぞれの状況により解決策は異なりますが、両者の価値観や信念などの共有ゾーンを見つけたり、選手自身や監督のものの見方や捉え方のパターンを変えることで、疑問が解消されたりすることもよくあります。

メンタルコーチの特徴3:メンタル・コミュニケーション・チームビルディングの3つを同時に扱う

★ メンタルについて ★

私たちは、「メンタル」を一般的な定義で解釈していません。

たとえば「メンタルを強くする」と言葉で表現しても、その定義や解釈は人それぞれで、「相手を上回った強い気持ち」と定義している選手もいれば、「どんな状況だとしても最後まで諦めず全力でプレーできる気持ち」と定義している選手もいます。また単に「強くする」と言っても、「強くなった状態」そのものをイメージできておらず、漠然と言葉にしている人もいます。そしてそもそも、私たちは「メンタルは強くするもの」とも考えていません。選手によりますが、捉え方をほんの少し変えただけで、強い自分でいられる状態を作れる場面も見てきているからです。

 

私たちが考える「メンタル」とは、「自分自身とのコミュニケーションの質を高めること」あるいは「自分自身とのコミュニケーションのパターンをよりよいものにすること」と捉えています。自分自身とのコミュニケーションにより、常に「自分の心の状態」に気づく体質を身につければ、それをコントロールすることはいくらでも可能になります。自分自身とのコミュニケーション」で意識を向けるのは、【思考】【感情】【意識】【五感を含む身体感覚】の4つで、メンタルコーチが関わりながら自分自身のそれらの感覚とコミュニケーションをとることで、「質」と「よりよいパターン」のコミュニケーション、セルフ・コントロール力向上が可能になります。

 

★コミュニケーションについて★

「自分とのコミュニケーション(メンタル)」と「他人とのコミュニケーション」は互いに影響を及ぼし合っています。

たとえば、自分自身のメンタルの状態が良かったとしても、周りの人がマイナスなメンタルの状態であれば、その影響を受けます。

たとえば、自分のコミュニケーションのパターンとして、ネガティブなこと・ダメな部分に意識が向きがちで、すぐに欠点を見つけられるという「パターン」を持っている人は、他人に対しても「ネガティブでダメな部分を見つけたり、気づきやすい」というフィルターで物事を見る「パターン(癖)」を持っている場合が多いです。多くの人はこうしたことすらにも気づいていないのですが、これは「性格」でも「治らないもの」でもなく、「パターン(癖)」です。だからこそ「メンタル」と「コミュニケーション」を同時に扱うことは、より効率的でより早い変化を生みだすことにつながります。

 

★チームビルディングについて★(※チームビルディングについての詳細は、「チームビルディング」のページでご確認ください)

単に人が集まっただけの「集団」では、目指す結果を手にすることはできません。「集団」が「チーム」へと変化し、一致団結し、互いに互いを活かし合い進んでいくことで、望む結果を手に入れられる確率は高まっていくものです。「人と人」が交わり合う空間には様々な「意志」や「想い」が重なり合い、それがチーム全体に影響を及ぼしています。 だからこそ、「自分とのコミュニケーション」「他人とのコミュニケーション」で互いの関係性の質を高めながら、「チームとしての質」を磨いていく必要があります。

 

 

私たちは、チームビルディングのプロセスに、「メンタルの質とパターンの変化」と「コミュニケーションの質とパターンの変化」を組み込みながら、「最強のチーム創り」を行っています。

 

 

サッカー専門メンタルコーチングでは、メンタル・コミュニケーション・チームビルディングの3分野を同時進行で扱ってサポートしています

スポーツの現場に限らず、会社などの組織やビジネスの現場でも起こりがちなことがあります。

◆指導者やコーチ陣・専門家などの競技・人生経験や技術、知識が豊富であればあるほど、選手が悩みや課題にぶち当たった際、ともすると無意識に「先入観」や「憶測」で、判断・評価・分析をしてしまい、指導者側の考えを押し付けてしまうこと場面です。良かれと思ってのアドバイスが、さらに選手を悩ませてしまったり、指導者独自の表現と選手のプレーヤーとしての感覚がかみ合わずに伝わらないことも多々あります。これでは、せっかく良かれと思ったコミュニケーションも、悩みや課題の解決までに多くの時間を要したり、必要のないプロセスを経ることにもなってしまいます。

◆一方で、選手の自主性を尊重しようとするあまり、「ひたすら待つ」ことが、結果的に選手の成長を妨げてしまったり、選手を放置することになり、競技力が上がらず、実力も発揮できず、チームとしての成長も生み出せない、という場面にも遭遇します。

 

 メンタルコーチングでは「一人ひとり異なる世界に生きる存在」を前提にしてクライアントと関わり、【積極的に引き出す関わり】を重視しています。

  • 評価・判断・分析を押し付ける
  • ひたすら待つ、放置する

のではなく、

 

 「積極的に選手(指導者)から引き出す」

 

つまり、「教えること」「引き出すこと」のバランスを取り、選手の自主性を大切にしながら、成長のサポートをすることができるのです。


人は、同じ世界に生きているようで、実は、異なる世界を生きています。それは同じ物事でも、人により受け取り方や認知の仕方が異なるからです。

また、人は意識して生きているようで実は、無意識に生きている割合の方が圧倒的に多く、その為、本人でさえ気づいていない、未開発な能力やリソースを数多く眠らせたままにしています。

 

 だから、本人とは異なる視点や様々なモノの見方ができる、本人以外の指導者やメンタルコーチが、「積極的に引き出す」ことを意識して関わり、質問などを投げかけることで、それらの能力やリソースを顕在化させることができ、最大限の能力を引き出すことができるようになります。

 そして、何よりも、本人が気づくことにより、誰にも備わっている「主体性」がより発揮されやすくなるのです。

 ただし、単に「質問をする」だけでは、眠っている能力に気づきません。

「頭」だけで考えついたことだけでなく、「身体知」も含めて、一緒に探求することで、深い気づきへつながり、眠ったままの能力を顕在意識まで昇華させることができるのです。


『コーチング』は、似ているようでいて、“一人ひとりの状況はまったく違う” という前提で、クライアントと関わります。

富士登山に例えるならば、クライアント自身の現在地が、「5合目」なのか「8合目」なのかで、富士山頂への登山の戦術やプランはまったく異なりますが、同様に『コーチング』では、目標に対して現在地はどこなのか?をまず整理し、その上で、目標へ向けて進んでいくアプローチを行います。しかも、コーチがクライアントに「指示・教示」をするスタイルよりも、「引き出す」スタイルをより重要視するので、クライアント自身の中の「主体性」「思考能力」「適切な判断力」などがより発揮されやすくなります。だからこそ、一人ひとりが確実にステップアップし、現状を変革しながら進んでいく、「自分で自分の人生を創造し、形作る能力」が磨かれていきます。そして、より結果へ結びつきやすくなるのです。

 

 コーチングだから ・・・ 扱う領域が幅広く、画一的でないから、現状からのステップアップがしやすい

 コーチングだから ・・・ “人生全般”をテーマに関わることができる

 コーチングだから ・・・ 「メンタル」「コミュニケーション」「チームビルディング」の3つを同時に扱える

 コーチングだから ・・・ 個人&チーム ごとのポテンシャルを 最大限に引き出せる

 

私たちメンタルコーチが、アスリートと関わる際、もっと言うと人と関わる際に持っている大切で重要な信念があります。

私たちはこれらを信じて関わることが実は最も大切だと考えています。信念があるからこそ、スキルははじめて活かされるから。

そして、これらを信じて関わることで、「結果」でさえも変わってくる、と知っているから。

 

 1> 人は一人ひとり異なる存在で可能性に満ち溢れている

 2> そもそも人は、主体的な生き物で、チャレンジすることが大好きである

 3> 人はとてもクリエイティブで創意工夫する能力が誰にでもある

 4> その人の人生のエキスパートはその人自身で、既に必要なリソースを充分に持っている

私たちがサポートを行う際に大切にしている姿勢・スタンスです

 

 ◆ お互いの信頼関係を大切にしています

 ◆ ヨコの関係で関わります。互いにオープンで同志であり、共に創り出す姿勢です

 ◆ 評価・決めつけ・批判・原因追究ではなく、受容的で「解決&目的志向」で長所伸展で勇気づけを大切にしています

 ◆ 「3つの視点」(相手目線・客観的視点・自分目線)を行き来しながら関わっています

 ◆ 人が好き、アスリートが大好き、スポーツが大好き、サッカーが大好き、夢にチャレンジする姿勢が大好きです


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